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燧打石
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ひうちいし
ふりがな文庫
“
燧打石
(
ひうちいし
)” の例文
堤
(
どて
)
の蔭へ寄って、武蔵は、そこらの枯れ枝や
木片
(
きぎ
)
れや、燃えそうな物をあつめた。
燧打石
(
ひうちいし
)
を
磨
(
す
)
って、小さな炎とするまでには、実に克明な丹精と辛抱が
要
(
い
)
るのだった。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
庵室の中で、しきりと、さっきから
燧打石
(
ひうちいし
)
を
摩
(
す
)
っていたべつな僧が、舌打ちして
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
借りた
燧打石
(
ひうちいし
)
で、すぱっと吸いつけて
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
燧
漢検1級
部首:⽕
17画
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“燧打”で始まる語句
燧打
燧打袋
燧打道具