燈立もえた)” の例文
新字:灯立
第一に目に附くは此の室の腰掛けを張って有ると同じ様な緋羅紗である、腰掛は全く色が褪めて居るけれど、箱の中のは猶だ燈立もえたつ様に赤く見ゆる、此の緋羅紗を取り除くと下に一枚の板がある
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)