燈炉すとうぶ)” の例文
一方には昔火を焚いたと思われる燈炉すとうぶの様な所も有る、窓も有る、窓には大きな鉄の棒を竪に幾本もはめて有る、昔は多分立派な居室ででも有っただろうが今は全く牢屋も同様だ。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)