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焼山越
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やけやまごえ
ふりがな文庫
“
焼山越
(
やけやまごえ
)” の例文
はた車の輪の
疾
(
と
)
く
軋
(
きし
)
るや、秋の夕日に尾花を
燃
(
もや
)
さないと誰が言おう——おかしな事は、人が問いもしないのに、道中、
焼山越
(
やけやまごえ
)
の人足である——たとえ
緊
(
し
)
めなくても済むものを
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
黒塗り
真円
(
まんまる
)
な大円卓を、ぐるりと輪形に陣取って、清正公には
極内
(
ごくない
)
だけれども、これを蛇の目の陣と
称
(
とな
)
え、すきを取って平らげること、
焼山越
(
やけやまごえ
)
の
蠎蛇
(
うわばみ
)
の比にあらず、朝鮮
蔚山
(
うるさん
)
の敵軍へ
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
“焼山”で始まる語句
焼山