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無頼者
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あぶれもの
ふりがな文庫
“
無頼者
(
あぶれもの
)” の例文
捕手の列の中には、乱闘に
紛
(
まぎ
)
れて山手組同様な
無頼者
(
あぶれもの
)
と睨まれたこんがらとせいたかが、無残や、
手縄
(
てなわ
)
十手囲いとなって引ッ立てられて行ったのである。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「大儀であった。山手組の
無頼者
(
あぶれもの
)
達に召使の者がすんでのこと
攫
(
さら
)
い行かれるところであったが、もう散々に逃げ失せた様子ゆえ、どうぞ後にかまわず引き上げて
賜
(
た
)
もれ」
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あれは
沛郡
(
はいぐん
)
の
匹夫
(
ひっぷ
)
に生れ、若くして
沓
(
くつ
)
を売り、
莚
(
むしろ
)
を織り、たまたま、乱に乗じては
無頼者
(
あぶれもの
)
をあつめて無名の旗をかざし、うわべは君子の如く装って内に悪逆を
企
(
たくら
)
む
不逞
(
ふてい
)
な人物。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
頼
常用漢字
中学
部首:⾴
16画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“無頼者”で始まる語句
無頼者態