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無縁帽
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カルツーズ
ふりがな文庫
“
無縁帽
(
カルツーズ
)” の例文
この若い男は振り返って馬車を
一目
(
ひとめ
)
ながめたが、風で吹っ飛ばされそうになった
無縁帽
(
カルツーズ
)
を片手でおさえると、そのまま志す方へすたすたと歩きだした。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
「そら、諺にもいうだろ、惚れて通えば千里も一里ってね!」そう言って彼は
無縁帽
(
カルツーズ
)
をぬぎながら
死せる魂:02 または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
無縁帽
(
カルツーズ
)
をふりながら立っている
給仕
(
ポレオイ
)
や、自分とは関係のない旦那が出発するのを欠伸の出そうな顔で眺めている旅館の下男や、他所の従僕や馭者たちに見送られながら
死せる魂:02 または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
紳士は被っていた
無縁帽
(
カルツーズ
)
をぬぎすてると、虹色の
毛編
(
けあみ
)
の
頸巻
(
くびまき
)
を解いた——こういう頸巻は、女房持ちの男には、細君が手ずから編んで、ちゃんと巻き方まで教えてくれるものだが、独身者には一体
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
帽
常用漢字
中学
部首:⼱
12画
“無縁”で始まる語句
無縁
無縁仏
無縁塚
無縁寺
無縁畳
無縁疊