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無想
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むそう
ふりがな文庫
“
無想
(
むそう
)” の例文
無想
(
むそう
)
の美があるからである。自然そのものの象徴があるからである。そうしてかかる美より深い美を吾々は他に期待することができない。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
なぜならその美しさを保障するものは名工の「
自我
(
じが
)
」ではなく、自然の「
大我
(
だいが
)
」だからである。「
有想
(
うそう
)
」ではなく「
無想
(
むそう
)
」だからである。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
教えは「
無心
(
むしん
)
」とか「
無想
(
むそう
)
」とかの深さを説くが、美においてもまた同じである。無想の美に優る美はあり得ない。高き工藝の美は無心の美である。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
“無想”の意味
《名詞》
無想(むそう)
何も考えないこと。
(出典:Wiktionary)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
想
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“無”で始まる語句
無
無暗
無頓着
無理
無垢
無花果
無事
無聊
無造作
無慙