点者てんじゃ)” の例文
歌沢の師匠もやれば俳諧の点者てんじゃもやると云う具合に、それからそれへと微禄びろくして一しきりは三度のものにも事をかく始末だったが、それでも幸に、僅な縁つづきから今ではこの料理屋に引きとられて
老年 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)