点取てんしゆ)” の例文
三たび我が行きし時に、蒼海は幾多の少年壮士を率ゐて朝鮮の挙にあづからんとし、老畸人も亦た各国の点取てんしゆに雷名を轟かしたる秀逸の吟咏を廃して、自村の興廃に関るべき大事に眉をひそむるを見たり。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)