炉口ろぐち)” の例文
ろう小屋の蒸炉むしろには、火がごうごうと燃えていた。従兄弟たちは、そのまえに行くと、めいめいに火かきや棒ぎれをにぎって、さきを争うように、炉口ろぐちにうずたかくなっている蝋灰をかきおこしはじめた。
次郎物語:02 第二部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)