トップ
>
澀江抽斎
>
しぶえちうさい
ふりがな文庫
“
澀江抽斎
(
しぶえちうさい
)” の例文
旧字:
澀江抽齋
「
澀江抽斎
(
しぶえちうさい
)
」を書いた森先生は空前の大家だつたのに違ひない。僕はかう云ふ森先生に恐怖に近い敬意を感じてゐる。
文芸的な、余りに文芸的な
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
病
聊
(
いささ
)
か
快
(
こころよ
)
きを覚ゆ。床上「
澀江抽斎
(
しぶえちうさい
)
」を読む。嘗て小説「
芋粥
(
いもがゆ
)
」を
艸
(
さう
)
せし時、「
殆
(
ほとん
)
ど全く」なる語を用ひ、久米に笑はれたる記憶あり。今「抽斎」を読めば、
鴎外
(
おうぐわい
)
先生も
亦
(
また
)
「殆ど全く」の語を用ふ。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
夫人は
澀江抽斎
(
しぶえちうさい
)
の夫人いほ女の生れ変りか何かなるべし。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
澀
部首:⽔
17画
江
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
抽
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
斎
常用漢字
中学
部首:⽂
11画
“澀江抽”で始まる語句
澀江抽齋