潮招蟹しおまねぎ)” の例文
潮の退いた干潟を歩いていると、底土の巣から這い出したままの潮招蟹しおまねぎが、甲羅に泥をこびりつけて、忙しそうに食物をあさっているのがよくある。
艸木虫魚 (新字新仮名) / 薄田泣菫(著)