“漱(うがい)” の例文
善吉は漱(うがい)をしながらうなずく。初緑らの一群は声高に戯(たわぶ)れながら去(い)ッてしまッた。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
口中に熱あり、歯の浮く御仁、歯齦(はぐき)の弛(ゆる)んだお人、お立合の中に、もしや万一です。口の臭い、舌の粘々(ねばねば)するお方がありましたら、ここに出しておきます、この芳口剤で一度漱(うがい)をして下さい。
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)