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滾
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まろが
ふりがな文庫
“
滾
(
まろが
)” の例文
水牛の背にも、昆蟲
聚
(
あつま
)
りて寸膚を止めねば、時々怒りて自らテヱエルの黄なる流に躍り入り、身を水底に
滾
(
まろが
)
してこれを
攘
(
はら
)
ひたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
カムパニアの廣き野は、この頃の暑さに焦げ
爛
(
たゞ
)
れて、
些
(
いさゝか
)
の生氣をだに留めざりき。黄なるテヱエルの流の、層々の波を
滾
(
まろが
)
し去るは、そをして海に沒せしめんが爲めなるべし。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
滾
漢検1級
部首:⽔
14画
“滾”を含む語句
滾々
滾滾
滾転
滔々滾々
滾〻
滾沸