肥後の滑石村には、滑石という青黒い色の岩が、もとは入り海の水の底に見えておりましたが、埋め立ての田が出来てから、わからなくなってしまいました。
と云うのは立ち上った女房のお菊が、隣の部屋へ行こうとして、サラサラと足を運んだ時に、緋縮緬を纏った滑石のような脛が、裾からこぼれて見えたからである。
“滑石”の意味
《名詞》
含水珪酸マグネシウムを含む柔らかく蠟のような鉱物。
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)
“滑石”の解説
滑石(かっせき、en: talc、タルク)は、珪酸塩鉱物の一種でフィロケイ酸塩鉱物に分類される鉱物。あるいはこの鉱物を主成分とする岩石の名称。世界的にはタルク(talc)のほか、ステアタイト(凍石)、ソープストーン(石鹸石)、フレンチチョーク、ラバとも呼ばれることもある。
(出典:Wikipedia)
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