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湯灌
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ゆくわん
ふりがな文庫
“
湯灌
(
ゆくわん
)” の例文
「それは
經帷子
(
きやうかたびら
)
だ。お銀は死んだばかりで、まだ
湯灌
(
ゆくわん
)
も濟んぢやゐない。舞臺で着る赤い振袖の襟を、左前に合せるのは變だらう」
銭形平次捕物控:151 お銀お玉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ナニ
宜
(
よろ
)
しうございます、
湯灌
(
ゆくわん
)
や
何
(
なに
)
かもザツと
致
(
いた
)
しまして、
早桶
(
はやをけ
)
と
云
(
い
)
つては高いものですし
何
(
ど
)
うせ
焼
(
や
)
いて
了
(
しま
)
ふもんですから
沢庵樽
(
たくあんだる
)
か
菜漬樽
(
なづけだる
)
にでも
入
(
い
)
れませう。
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“湯灌”の解説
湯灌(ゆかん)とは、葬儀に際し遺体を入浴させ、洗浄すること。簡易には遺体を清拭(せいしき)することで済ませる場合もある。故人が男性の場合はその際に髭を剃られ、女性の場合は死に化粧が施される。地域差があり、一般的ではない地域もあるとされる。病院で死亡した場合には「エンゼルケア」などと称し、看護師による簡易な清拭が行われる。
(出典:Wikipedia)
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
灌
漢検準1級
部首:⽔
20画
“湯灌”で始まる語句
湯灌場
湯灌場買
湯灌盥