“湯汲”の読み方と例文
読み方割合
ゆく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湯の山というのは城下から北へ二里ばかり、峠を一つ越した山峡の湯治場で妓楼もあるし「湯汲ゆくみ」と称する女たちがいて、近国からも客の集まる繁昌な場所であった。
初夜 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)