“湖尻（うみじり）” の例文

氷切りの人足の泊まるという湖尻（うみじり）のいぶせき宿に、ようやく先生を尋ね当てました。

生々流転 (新字新仮名) ／ 岡本かの子(著)

庄内村（右足湖の西の地を云う、空気工場はそれの湖水に臨む湖尻（うみじり）にある）

人間灰 (新字新仮名) ／ 海野十三(著)

湖尻（うみじり）に着いた頃から燈籠の光がちらちら見えはじめた。

綺堂むかし語り (新字新仮名) ／ 岡本綺堂(著)

「第二の、湖尻（うみじり）で村尾某の乗りました舟を探しましたが見当りませんので」

人間灰 (新字新仮名) ／ 海野十三(著)

それからは岸とすれすれに湖尻（うみじり）まで漕ぎつけたこと。

人間灰 (新字新仮名) ／ 海野十三(著)

“湖尻（湖尻峠）”の解説

湖尻峠（こじりとうげ）は、静岡県裾野市と神奈川県足柄下郡箱根町との境界、箱根山の外輪山にある標高850mの峠である。湖尻は箱根町の地名。峠の下を深良用水（箱根用水）が流れる。
芦ノ湖スカイライン、箱根スカイライン、神奈川県道738号・静岡県道337号仙石原新田線が交わる。
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(出典:Wikipedia)

湖	常用漢字 小３ 部首:⽔ 12画
尻	常用漢字 中学 部首:⼫ 5画