温順おと)” の例文
お友達を訪ねて行くなどということは、余りなかったけれども、決して温順おとなしい、陰気な子供ではなかった。したがって、じっと書斎に閉じ籠って、書いてばかりいたのだとは思えない。
昔の思い出 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)