温火ぬるび)” の例文
私はよく厚ぽつたいその葉つぱを捥ぎ取り、薄暗い台所の片隅で、温火ぬるびの火屑をそつとそのおもてに載せたものだ。
独楽園 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)