“温泉颪”の読み方と例文
読み方割合
うんぜんおろし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
温泉颪うんぜんおろしの寒風に徒らにふるえ乍ら、寛永十四年は暮れて行った。其頃幕府は局面の展開を促す為、新に老中松平伊豆守信綱を上使に命じ既に江戸を発せしめたとのしらせがなされた。
島原の乱 (新字新仮名) / 菊池寛(著)