渦鳴うずな)” の例文
意外な敵が横からひとつえたため、周馬はかえって、そのまに小半町ほど逃げ越していた。しきりと道は登りになる。と思うと——ごうッ——とすさまじいうしお渦鳴うずなり!
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)