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渡口
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とこう
ふりがな文庫
“
渡口
(
とこう
)” の例文
「羽将軍の忠義をあわれみ、関所
渡口
(
とこう
)
すべてつつがなく通してやれとのおことばでござる。
御直書
(
おじきしょ
)
かくの如し」
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「黄河の
渡口
(
とこう
)
には
夏侯惇
(
かこうじゅん
)
の部下
秦琪
(
しんき
)
が、要害を守っておる。かならず、将軍の渡るをゆるすまい」
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ここに一軒の
偽
(
にせ
)
茶店を構えて、多年、梁山泊の
渡口
(
とこう
)
を見張っている
旱地忽律
(
かんちこつりつ
)
の
朱貴
(
しゅき
)
だったが、まだかつて今日までには、こんな堂々たるお客様を、お迎え申したことはない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そしてさっそく、その日の午後、
江
(
こう
)
を渡って、さきに呉用と
劉唐
(
りゅうとう
)
が行って待っている
梁山泊
(
りょうざんぱく
)
の
渡口
(
とこう
)
——
李家
(
りけ
)
の四ツ辻にある——
偽茶店
(
にせちゃみせ
)
の亭主
朱貴
(
しゅき
)
のところで七名全部、落ち合った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
渡口
(
とこう
)
の見張り茶屋は、従来の朱貴の店のほか、三ヵ所をふやす。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“渡口”の意味
《名詞》
渡 口(とこう)
渡し場。
(出典:Wiktionary)
渡
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“渡口”で始まる語句
渡口場