“清浄玻璃”の読み方と例文
読み方割合
せいじょうはり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔の罪科つみとが、見分けてぎ出す。見る眼、嗅ぐ鼻、閻魔の帳面。人の心を裏から裏まで。透かし見通す清浄玻璃せいじょうはりの。鏡なんぞは影さえ見えない。罪があろうが、又、無かろうが。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)