“淫祀(いんし)” の例文
また、淫祀(いんし)の類もいくぶんかあり、迷信的祈願も多少ある。ことに北海道は漁業地が諸方にあるから、これに関する迷信は相応に多い。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
「つまり淫祀(いんし)邪教と仰せられますか」
ある淫祀(いんし)をなすものが医師に向かい、「われが神に祈れば、人を生かすことも殺すことも自在にできる」といいたれば、医師が
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
正当なるものは誠心誠意より出ずる信仰作用なれば、排斥するに及ばざるも、不正当なるものはいわゆる淫祀(いんし)に属するものなれば、大いに排斥せなければならぬ。
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)
第五種(呪願(じゅがん)編)祭祀(さいし)、鎮魂、淫祀(いんし)、祈祷(きとう)、御守、御札、加持、ノリキ、禁厭(きんよう)、呪言(じゅげん)、呪咀(じゅそ)、修法
妖怪学講義:02 緒言 (新字新仮名) / 井上円了(著)
淫祀(いんし)祈祷の弊害につきて一、二の例を挙げんに、『修身書』に祈祷者の徳利の中に鰌(どじょう)を入れたる話が出でておったが、これに類したる話が『怪談弁妄録(かいだんべんもうろく)』と申す書物の中に見えておる。
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)