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淡白者
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きさくもの
ふりがな文庫
“
淡白者
(
きさくもの
)” の例文
頗るの
淡白者
(
きさくもの
)
で、上方辯の
滑
(
なめら
)
かな、話巧者の、
何日
(
いつ
)
見てもお愛想が好いところから、間もなく村中の人の氣に入つて了つた。それが即ち源助さんであつた。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
頗
(
すこぶ
)
るの
淡白者
(
きさくもの
)
で、上方弁の滑かな、話
巧者
(
じやうず
)
の、
何日
(
いつ
)
見てもお愛想が好いところから、間もなく村中の人の気に入つて了つた。それが
乃
(
すなは
)
ち源助さんであつた。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
止宿人
(
おきやく
)
の方でも、根が愚鈍な
淡白者
(
きさくもの
)
だけに面白がつて盛んに
揶揄
(
からか
)
ふ。
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
淡
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“淡白”で始まる語句
淡白