“海狼”の読み方と例文
読み方割合
ふたり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あに? 横須賀だって?」漁師は吃驚びっくりして大きな眼を剥いた。「そりゃあお前さんえらいことをしたぞ、お前さんは海狼ふたりに乗っただ」
骸骨島の大冒険 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
是はきっと悪漢共が海狼ふたりの潮流を利用して、海中に骸骨島と称する島を造り、そこに仕掛をして隠れているに違いないと思ったのです。
骸骨島の大冒険 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
兄の龍介は海狼ふたりに巻込まれて死んだ。父と自分は、やがて骸骨島といっしょに、三百貫の火薬のために粉砕されるだろう。
骸骨島の大冒険 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)