“浦潮斯徳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ウラジホストツク66.7%
ウラジオストック33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
硝子ガラス窓が二つ附いて居る。浦潮斯徳ウラジホストツクに駐在して居る東京朝日新聞社の通信員八十島やそじま氏から贈られた果物の籠、リモナアデのびん、寿司の箱、こんな物が室の一ぐうに置いてあつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
浦潮斯徳ウラジホストツクを出た水曜日の列車は一つの貨車と食堂と三つの客車とで成立つて居た。私の乘つたのは最後の車で、二人詰の端の室であるから幅は五尺足らずであつた。乘合の客はない。
巴里まで (旧字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
私が始て浦潮斯徳ウラジオストックでポストニコフといふ人からエスペラント語を習つた時にも、同氏から此語が欧米で盛に研究されつゝある話を聴いたことがあつたが
エスペラントの話 (新字旧仮名) / 二葉亭四迷(著)