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洋盃
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さかづき
ふりがな文庫
“
洋盃
(
さかづき
)” の例文
「うゝん。」と首をお振りになつたきりで、ウヰスキーの
洋盃
(
さかづき
)
をお上げになる。おくみは壜を取つて注いでお上げする。
桑の実
(新字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
「僕、これを家の女中に作つてやりました。彼れ、愛すべき少女ですな。今朝僕の部屋を掃除する時、この
洋盃
(
さかづき
)
をみて笑ひました。僕、これをそつとしておくですな。」
室生犀星に与ふ
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
おくみは気を利かせて、お酒のおさかなのお積りらしい蚕豆を、小さいお皿に少し分けて
洋盃
(
さかづき
)
を添へて、ウヰスキーやぼん/\と一緒に一つのお盆に載せて持つて行つた。
桑の実
(新字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
君は煙草の銀紙で、
洋盃
(
さかづき
)
の形を作り、小さな机の上に置いて眺めて居た。
室生犀星に与ふ
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
洋
常用漢字
小3
部首:⽔
9画
盃
漢検準1級
部首:⽫
9画
“洋”で始まる語句
洋燈
洋傘
洋杖
洋袴
洋服
洋灯
洋卓
洋琴
洋
洋妾