泥睡でいすい)” の例文
大きな口を開いて泥睡でいすいしている柾木の気の毒な姿と、その横に、真白に浮上って見える、芙蓉のむくろのなまめいた姿との、奇怪な対照の地獄絵を、赤々と照らし出していた。
(新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)