波羅葦増はらいそ)” の例文
まずこの力を破らなければ、おお、南無大慈大悲の泥烏須如来デウスにょらい! 邪宗じゃしゅう惑溺わくできした日本人は波羅葦増はらいそ天界てんがい)の荘厳しょうごんを拝する事も、永久にないかも存じません。
神神の微笑 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
伊留満喜三郎 (再び門扉に倚りたるが、突然声高に)波羅葦増はらいそぢや、波羅葦増ぢや。
南蛮寺門前 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)