“はらいそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハライソ
語句割合
波羅葦僧50.0%
波羅葦増33.3%
波羅伊曾16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「芥子粒を林檎のごとく見すという欺罔けれんの器」と「波羅葦僧はらいその空をも覗く、伸び縮む奇なる眼鏡」
鏡花氏の文章 (新字新仮名) / 中島敦(著)
伊留満喜三郎 (再び門扉に倚りたるが、突然声高に)波羅葦増はらいそぢや、波羅葦増ぢや。
南蛮寺門前 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
何事か呪文の如き事を口ずさみ、交る/\天をあふぎて訴ふる様、波羅伊曾はらいその空にしませる彼等の父の不思議なる救ひの手を待ち設くる体なり。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)