“波枕”の読み方と例文
読み方割合
なみまくら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さればとよ、一門沒落の時は我も人竝ひとなみに都を立ち出でて西國にくだりしが、行くも歸るも水の上、風に漂ふ波枕なみまくら此三年このみとせの春秋は安き夢とてはなかりしぞや。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)