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泗水
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しすい
ふりがな文庫
“
泗水
(
しすい
)” の例文
それをはばかって、もしこの際、呂布のなすままに委せておいたら、袁術と合流して、
泗水
(
しすい
)
淮南
(
わいなん
)
に縦横し、遂には将来の大患となりましょう。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「この
下邳
(
かひ
)
の陥ちないのは、
泗水
(
しすい
)
、
沂水
(
ぎすい
)
の地の利あるゆえですが、その二水の流れを、味方に利用せば、敵はたちまち破れ去ること疑いもありません」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
泗水
(
しすい
)
の流れはまだ凍るほどにも至らないが、草木は枯れつくし、満目
蕭条
(
しょうじょう
)
として、
寒烈
(
かんれつ
)
肌身
(
はだみ
)
に
沁
(
し
)
みてくる。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「そううまくは行くまい。敗軍のあげくだから、まだ此方の将士こそ士気が揚っていない。彼の来り攻めるを待って、一度に突いて出れば、曹軍の大半は
泗水
(
しすい
)
に溺れてしまうだろう」
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
泗水
(
しすい
)
の流れを隔てて、曹操の声は水にこだまして聞えてきた。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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寒月は
皎々
(
こうこう
)
として、
泗水
(
しすい
)
の流れを鏡の如く照り返している。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
泗
漢検1級
部首:⽔
8画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“泗水”で始まる語句
泗水河