“泗水”の読み方と例文
読み方割合
しすい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それをはばかって、もしこの際、呂布のなすままに委せておいたら、袁術と合流して、泗水しすい淮南わいなんに縦横し、遂には将来の大患となりましょう。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「この下邳かひの陥ちないのは、泗水しすい沂水ぎすいの地の利あるゆえですが、その二水の流れを、味方に利用せば、敵はたちまち破れ去ること疑いもありません」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
泗水しすいの流れはまだ凍るほどにも至らないが、草木は枯れつくし、満目蕭条しょうじょうとして、寒烈かんれつ肌身はだみみてくる。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)