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沸騰
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たぎ
ふりがな文庫
“
沸騰
(
たぎ
)” の例文
圭一郎は
赧
(
あか
)
らむ顏を
俯向
(
うつむ
)
いて異樣に
沸騰
(
たぎ
)
る心を抑へようとした。をばさんさへ居なかつたらと彼は齒をがた/\
顫
(
ふる
)
はした。
業苦
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
沸騰
(
たぎ
)
っているしるこの鍋は宙に飛んで、それが
煙花
(
はなび
)
の落ちて来たように、亭主の頭から混乱した見物の頭上に落ちて来ましたから、それを
被
(
かぶ
)
ったものは
大火傷
(
おおやけど
)
をして
大菩薩峠:17 黒業白業の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
湯の
沸騰
(
たぎ
)
るを待つ間は煙草をパクパク
吹
(
ふか
)
していたが
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“沸騰”の意味
《名詞》
沸騰(ふっとう)
気化が、液体の表面からだけでなく内部からも激しく発生すること。
沸き立つように盛り上がること。騒然となること。
(出典:Wiktionary)
“沸騰”の解説
沸騰(ふっとう、en: boiling)とは、液体から気体へ相転移する気化が、液体の表面からだけでなく内部からも激しく起こる現象である。つまり水の場合で言えば、水の内部から水の分子が出て行くこととも言える。液体の内部からの気化を沸騰というのに対して、液体の表面で起こる気化は蒸発という。
(出典:Wikipedia)
沸
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
騰
常用漢字
中学
部首:⾺
20画
“沸騰”で始まる語句
沸騰点
沸騰酸