“沢正”の読み方と例文
読み方割合
さわしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのころ大阪ですばらしい人気を呼んだ大衆劇の沢正さわしょうが、東京の劇壇へ乗り出し、断然劇壇を風靡ふうびしていたが、一つは水際みずぎわだった早斬はやぎりの離れわざ
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
白眼学舎は占師の中ではインテリで、早稲田の卒業生、沢正さわしょうと同級生であった。私はフランス語がよめるようになると、白眼学舎からフランスの占術の本をかりて、よんだ。
安吾巷談:12 巷談師退場 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)