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沔水
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べんすい
ふりがな文庫
“
沔水
(
べんすい
)” の例文
四冢は前に
沔水
(
べんすい
)
の流れをひかえて、要路は
鹿垣
(
ししがき
)
をむすび、
搦手
(
からめて
)
は谷あり山あり深林ありして鳥も
翔
(
か
)
け難いほどな地相である。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
徐商と
呂建
(
りょけん
)
の二隊に、自身の大将旗をかかげさせて正攻法をとらせ、彼自身は五百余騎の奇襲部隊を編制して、
沔水
(
べんすい
)
のながれに沿い敵の中核と見られる
偃城
(
えんじょう
)
の後方へ迂廻した。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遠く湖北省の高地からくる漢水の流れが、
桐柏
(
とうはく
)
山脈に折れ、
淯水
(
いくすい
)
に合し、中部支那の平原をうねって、名も
沔水
(
べんすい
)
と変ってくると、その西南の岸に、襄陽を中心とした古い都市がある。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あえぎあえぎ
沔水
(
べんすい
)
のながれまで来てみれば、まっ先に徐晃が馬を立てて
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
沔
部首:⽔
7画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“沔”で始まる語句
沔陽
沔口
沔県