氷炭ひょうたん)” の例文
それが当年六十路むそじあまりのおばアさんとは、反目はんもく嫉視しっし氷炭ひょうたん相容あいいれない。何ということ無しにうつらうつらと面白く無い日を送って、そして名の知れない重い枕にいた。
白い光と上野の鐘 (新字新仮名) / 沼田一雅(著)
元来試験官と受験者は氷炭ひょうたん相容あいいれない。先方は意地悪い小面倒なことをりに択って訊くのだから、此方こっちも、そら、先刻の英語のフレーズのように、出来る丈け高く命を売るのさ
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)