氷怨ひょうえん)” の例文
光秀の胸にり固っていた万丈ばんじょう氷怨ひょうえん雪解ゆきげのごとく解け去ったであろうが、彼をめぐり彼とともに事をなした将士一万余は必ずしも彼と同じような心態ではない。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)