気違きちげ)” の例文
旧字:氣違
○「何をやアがるんだ、見ねえ、どうも気違きちげえだ、人に飯を打掛ぶっかけて」
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「馬鹿……手前てめえ風態ざまを見ろ……気違きちげえでなけあ何だ……」
芝居狂冒険 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
気違きちげえに刃物は怖いからな」
伴「静にしねえ、本当に気違きちげえだなア、人の耳へでも入ったらうする」
「……ナ……何が気違きちげえだ。はばかんながら……」
芝居狂冒険 (新字新仮名) / 夢野久作(著)