“気宇闊大”の読み方と例文
読み方割合
きうかつだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの城に上って見ると、周囲は皆ことごとく高山峻峰だ、山ばかり屏風びょうぶのように立てこんでいたろう。それがここへ来ると、どうだ、気象とみに開けて気宇闊大きうかつだいなりだろう、規模が違うだろう。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)