“氏鉄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うじかね50.0%
うじてつ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と戸田左門氏鉄うじかねの家中で二百石を領していた知行を捨てて加わって来た。この桜井半兵衛は十文字槍の達人で、霞構かすみがまえと来たら向う所敵無しと称されていた者である。
鍵屋の辻 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
副使は美濃大垣の城主戸田左門氏鉄うじてつ(此時年六十一)。明けて十五年の正月四日、有馬表に着陣したのであるが、直ちに軍令を発し陣法を厳重にした。
島原の乱 (新字新仮名) / 菊池寛(著)