残株ざんしゅ)” の例文
今では蕩尽とうじんされて、僅に残株ざんしゅを存するばかり、昔のおもかげは見る由もないとなげかれたが、小御岳から、大沢をはさんで、大宮口に近い森林まで、純美なる白石楠花の茂っていることは
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)