トップ
>
死霊
>
しりやう
ふりがな文庫
“
死霊
(
しりやう
)” の例文
旧字:
死靈
ゴオゴリの『
死霊
(
しりやう
)
』を読むと、名義だけは生きてゐるが、実は
夙
(
とつく
)
に亡くなつてゐる農奴を買収し、遠い地方へ持ち込んで、そこで銀行へ
抵当
(
かた
)
に入れて借金をする話が出てゐるが
茶話:01 大正四(一九一五)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
怨
(
うら
)
みをなさんと一念此身をはなれず
今宵
(
こよひ
)
かの家にゆかんと思へど
主
(
あるじ
)
つねづね観音を信じ、
門戸
(
もんこ
)
に
二月堂
(
にぐわつだう
)
の
牛王
(
ごわう
)
を押し置きけるゆゑ、
死霊
(
しりやう
)
の近づくことかなはず(中略)牛王をとりのけたまはらば
案頭の書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
月は
死霊
(
しりやう
)
のやうに通つて行く。
晶子詩篇全集拾遺
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
“死霊”の意味
《名詞》
死霊 (しりょう、しれい)
肉体から遊離した死者の霊魂。
(出典:Wiktionary)
“死霊”の解説
死霊(しりょう、しれい)は、死者の霊魂。生霊の対語としても使われる。
(出典:Wikipedia)
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
霊
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
“死霊”で始まる語句
死霊集会
死霊共
死霊除