此妹これ)” の例文
「母もなくなりますし、残っていた養母も去年なくなりました。木からおちた柿のように、ほんとの一人ぼっち——けれど此妹これがいてくれたので……」
一世お鯉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)