此処こご)” の例文
旧字:此處
「泣ぐな。雪はれるうぢ此処こごに居るべし泣ぐな。」一郎はしっかりと楢夫を抱いて岩の下に立って云ひました。
ひかりの素足 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
「どごでもいがべ。此処こごまで来なぃがべ。」
葡萄水 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
…………此処こごあがくて
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)