“此処辺”の読み方と例文
旧字:此處邊
読み方割合
こゝいら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此処辺こゝいらは冬になると処々ジメジメした霜解しもどけの土が終日乾かず、執拗く下駄の歯に粘り着いて歩くのも相応に骨だが、それでも舌の根は休ませなかった。
The Affair of Two Watches (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)