“正貫”の読み方と例文
読み方割合
まさつら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
棠軒の書を託した阿部は阿部正貫まさつらである。己巳席順の「百八十石、家扶、阿部小重郎、四十三」と同人であらうか。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
此書が二月二十三日の棠軒の書に答へたものなることは、説明をたずして明である。棠軒の書を齎した阿部正貫まさつらは、福山より東京に至り、直に又東京より福山に帰つた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)