“欲染”の読み方と例文
読み方割合
よくぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女人よ、ひがみ給うな、釈尊もお若いころは、菩提ぼだい樹下で、欲染よくぜん能悦のうえつ可愛かあい、などという魔女たちにきなやまされて、ひどく女性を悪観したものだが、晩年になると、女のお弟子も持たれている。
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)